飲酒運転
先日、福岡で痛ましい事件がおきました。
飲酒運転により尊い命が失われた。
被害者は高校生2名、未来ある若者が大人の身勝手な行動でその将来を奪われるという許しがたいことです。
私はまた福岡で飲酒運転によって・・・・ってもう怒りを通り越して悲しく虚しい思いです。
私は酒をあまり飲めるほうじゃないので、酒好きの気持ちはわかりませんが金のないやつは酒を飲むなよ。
酒を飲むのをわかっていて車を出すなよ、急遽酒を飲むことになったら、タクシーなり代行を利用するなりすればいい、すべて金で解決できる問題だ。
さて、本題はそこじゃない。
先日、友達から1つのメールが届いた。
メール本文は「飲酒運転 多々良」で検索してもらうとして、簡単にいうと亡くなった同級生が飲酒運転防止を呼びかけるメールです。
送り主は心優しい私の友達です。
私はそれを受け取り、読んだうえですぐに返信しました。
「良かれと思って送ってくれているのはわかるんだけど、こういったメールはもう去年も同じものを見たんだよ。スパムメールみたいなもんだ」
実際にその運動が起こっているかどうか私も確認したわけではありません。
しかしこのいうメールを受け取って、正直にいうと気持ちが悪かった。
まず1つは本当に同じようなメールを去年もらったことがある、もしくはどこかのサイトで見かけたから。
2つめに今回亡くなったのは2名、そして同級生なのだが片方の方だけを惜しむ内容になっていること。送り主は同級生一同なっているんだがな。
3つめが一番の理由なんだけど、「発想が安易」。
我ながら本当に冷たいヤツだと思うんだが、仕方ない。これは本心だから。
メールで展開するという安易な方式をとったこと、本当にそれでいいの?メールってのは発信者からの一方通行だぞ。
本当に飲酒運転をやめさせたいという運動なら、もっと直接的に体を動かすもんじゃないのか?さらなる厳罰化を望む署名を集めるとか、駅前で事件を風化させないように呼びかけるとかあるだろうに。
私のようにこうして事件を考えるヤツがいるわけだから、効果がなかったわけじゃないんだが、受け取った私はイヤでしたね。
できるだけたくさんの人にメールしてくださいっていう、チェーンメール方式。
普通一般の人もメールを使い出した昨今だが、メールのルールをわかってない人は多いだろう。BCCってなに?とかも少なくないはず。
不特定多数にメールを送らせる行為は、個人情報の垂れ流しを助長させる可能性もある。
なんというか・・・本当に安易なんだなって、残念に思う。
そういう風に考えてしまう自分にも残念に思う。なんで普通に何か自分にもできないかって思わないのかと。純粋にメールを送ってきた元の高校生達の気持ちをわかってやれんのかと。
友達にたしなめるメールを送ったことにちょっと落ち込んだが、翌日先輩にこの話をしたらその先輩も奥さんがそのメールを受け取って同じことを思ったらしい。
本当に飲酒運転はヤメてほしい。
被害者、そして加害者にも家族はいるんだ。
たった金ごときで自分の人生、そして他人の人生を狂わせることのなきよう。
このサイトを見た関係者は怒るかもしれませんが、受け取ったほうにはこういう風に考えるヤツもいるんだということを念頭においていただきたい。
私も飲酒運手は憎い、飲酒運転のないよりよい社会が実現できることを願います。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
この記事へのコメントは終了しました。
コメント